歌詞100
歌詞100というのが流行っているのでやってみようと思い、
しかしやるならと選んで歌詞を書いているうちに気づけば乗り遅れていました。
いろいろ書きたい気持ちもありますが野暮だと思うので下にリンクを置いておきます。
よろしくお願いいたします。
歌詞100後編
残り一気に行きます。
71.問答無用 改
視界はやたらとカラフルで 傘 ふん ねえよ
濡れても構わん
72.Golden Slumber
Once there was a way
To get back home
73.One more time,One more chance
向かいのホーム 路地裏の窓
こんなとこにいるはずもないのに
74.たんけんたいをつくろう
ふたりだけじゃまるでデートだから
(※違法アップロード音源なのでよくないというのはありますが……
音源がないんですよね。まあ、普段使いの曲ではないということで
ここはどうか一つ。)
Pokémon Short02 Song - Tankentai wo Tsukurou!
75.ポケットにファンタジー
もいちどこどもにもどれたなら
76.Drifter
あなたがいるかぎり
僕はきっとシラフな奴でいたいのだ
(※カバー版。Vo.はMr.Childrenの桜井さん。)
77.新・東京ラプソディ
こんな切ない夏の終わりとコーラの匂い
恋の痛みが少しだけ気にかかる
(※達郎は音源にうるさいのでサンプルが出せない!CDを買え。)
78.僕らの夏の夢
君の瞳に空の碧さが映るそのたびに
(※リストはアンプラグド風味だけどオケがいいのでCDを買え。)
79.雨
逢いたい気持ちはこの雨の様に
(※カバーもいいけど長岡亮介がエロいのでCDを買え。)
80.命の更新
知らなくてもいい事が雨になって
僕らを濡らすから
81.人鳥哀歌
面倒でも舌を放り出せないのが
何時からの契約で
82.約束をしよう
一人寂しい時はその時は怒らないから
早く私の事は忘れて生きてゆけばいい
83.積乱雲グラフィティ
どれくらい時が過ぎたってこの思いを胸にしまって
僕らは生きていくんだ
84.歌うたいのバラッド
嗚呼唄うことは難しいことじゃない
その胸の目隠しをそっと外せばいい
85.Pellicule
グラスの中の氷はとっくに溶けてなくなって
俺達以外にもう人は誰もいなくなってた
86.Luv(sic)
I was the joker on the stage singing the blues
87.風になりたい
何一ついいこと無かったこの街に
沈みゆく太陽追い越してみたい
88.壇上
俺はまだここにずっといるんだ
汚れた部屋だけを残して
89.McDonald Romance
いつもの事さ すべて失うの
その前に今を鮮明に焼き付けて
90.手と手
夜中の3時が朝になった時
君はきっと仕事を休むだろう
91.悲しみは地下鉄で
ビール飲む価値もない 夜にさよなら乾杯
パンツくらい穿け そのまま眠る僕は
きっと未来はあてなき旅の途中
93.明日晴れるかな
今は汚れた街の片隅にいて
あの頃の空を想うたびに
94.革命
逆境は最高の御馳走さ
並ぶ白い目に頬っぺが落ちそうだ
95.幻
愛想笑いで過ごしてるわけじゃなくて
あなたを忘れるのは酷いことに思えて
96.悪いひとたち
きっとかわいい女の子だから
97.Funny Bunny
キミの夢が叶うのは誰かのおかげじゃないぜ
風が強い日を選んで走ってきた
98.春の歌
「どうでもいい」とかそんな言葉で汚れた
心今放て
99.マイティボンジャック
キミは少しは分かってくれたかい?
さっきの話がほとんどウソだったということ
そうボクはこの前見たような未来を
愛とかそんなもんだと思ってるんだよ
100.REMEMBER THE BEAT
キミは少しは分かってくれたかい?
さっきの話がホントだと
そうボクはそれこそ愛じゃないかと思ってるんだ
はい、100曲目です。ありがとうございました。ではまた。
歌詞100中編
さて中編です。
GO。
36.空間サティ
退屈だ 退屈だ やっと君を見つけたのに
(※インディーズ版のためアルバムとはアレンジが違います。CDを買え。)
37.バイバイ
リンゴ頬張ってキレるくらいの器なんでしょ
(※インディーズ版のためアルバムとはアレンジが違います。CDを買え。)
38.わすれもの
忘れてゆくんだろう色褪せてしまうくらいなら透明になりたいな
39.ハイパーリアリスト
届いていますか覚えていますか
今日は記憶になってますか
40.夕焼けは命の海
奇麗に並んだお皿を見ていた
魚の目もこっちを見ていた
ぼくには恋人なんかいないが
恋ってもんはこんな気分かもなあ
41.茜色の夕日
短い夏が終わったのに今、
子供の頃の寂しさがない
42.深夜高速
生きててよかったそんな夜を探してる
43.今日も雨
悔しいけれどいらない過去でこの私は作られてます
44.Home
君が手を振る先には後悔もないような明日が
望み一つも叶えられない情けなく頼りない夢
45.Girlfriend
I know you,my friend
I know it's only rock'n'roll
You are my girlfriend
46.World borderline
There's world borderline
That's why we could not be the one
Here's world borderline
I think why I love you
47.鉄壁
その場で膝突き泣きじゃくるあたしを認めていいの?
48.棘の海
そうよ全て幻よあなたの目に映るもの全て
49.空中戦
一寸先は地獄でしょ?
きみがいなけりゃ地獄もないけど
50.落日
丁度太陽が去っただけだろう
51.夢のあと
ニュースの合間に寝息が聞こえる
期待したよりずっと静か
52.手紙
大人になった私達には
何時でも答えが要るんだね
53.青春の瞬き
大人になって羞らい覚えて寄りかかり合えば
僕らはきっと互いの重さを疎ましく思うだろう
54.月に負け犬
好きな人や物が多過ぎて見放されてしまいそうだ
55.ありあまる富
君の影が揺れている
今日限り逢える日時計
56.ビューティフル
そして私は私より私と呼ぶべきガールと恋に落ち
なぜだか涙が止まらない
57.ジャーニー
止まると俺死ぬから
58.ロックンロールは鳴り止まないっ
遠くで近くでお前らの言葉が聞こえてるけど
家に帰ったら俺また一人だしなあ
59.Neighbourhood
お前が許せるくらいの大人になれたかな
60.鳥にでもなりたい
あたしあなたのこと愛してる
ねえねえねえ連れてって!連れてって連れてって!
61.世界の終わり
世界の終わりがそこで見てるよと
紅茶飲み干して君は静かに待つ
62.悲しみの果て
部屋を飾ろう コーヒーを飲もう
花を飾ってくれよ いつもの部屋に
63.Dig
ポケットに入る石ばっか集める毎日は楽しいかい?
64.ログマロープ
余裕ぶっいて猶予にギリギリまで甘んじたらこんな結果
65.棘 tweezers
いいえと首を理由も特に無いのに
気を持たせれば、それだけで答えが赤く熟す
66.sounds like a love song
分かったら帰りな ドアはあっちだ
(※音源が見当たらないためこちらから。)
sounds like a love song (LIVE) /タケウチカズタケ+小林大吾
67.ヨーロッパ
君の胸騒ぎが本当になればいいなあ
68.Piano Man
Yes, they're sharing a drink they call loneliness
But it's better than drinking alone
69.Creep
I don't belong here
70.Us and Them
Forward he cried from the rear
And the front rank died
歌詞100前編
もう流行はとうに過ぎてしまったけれど聴いてください。
あまりにも記事が長くて読み込めないので前中後編にしています。
Applemusicのサブスクリプションにあるものを優先して選びましたけれどそこにないものはYoutubeも添えました。
そこにもないものはAmazonの紹介にしてあります。
順番は適当です。最後に持ってくる曲だけを考えて作りました。
終わりよければなんとやら、リストはこちらになります。
1.理由なき反抗
ダーリン 君からしたらこんなのってバカみたいかい
ダーリン 笑いながら涙はこぼれるんだよ どうしても
2.The Cats Is Hard-Boiled
君のいた場所はそこだけ空気が凹んじまってる
埋められぬままで「鈍感になれ」とテレビが叫んでも失うことには
慣れそうにないな
3.重力列車
似た者同士残酷な事はないね
言葉無いまま二人には分かっている
4.ソラニン
たとえばゆるい幸せがだらっと続いたとする
きっと悪い種が芽を出してもうさよならなんだ
5.ハロー、グッバイ
街を彩る歌や電車の広告がいつも誰かの夢を弄ぶから
負けられないような許されたいようなハローまだ終わらせないで
6.Gloria
朝な夕な騒ぎ出し感動は希薄になっていく
苦しみはそれ自体が目的のようなフリをしている
7.Africa
ああ、プリミティブ お前の全てが 夢、偽りの様に見えても
日が暮れる度、目を細めるのは おお、いつかの残像が重なるせいだ
【歌詞つき】Africa (live ver) / FoZZtone [official]
8.青い栞
どれか一つをえらべば音をたてて壊れる
それが愛だなんておどけて君は笑ってた
9.サマーレイン・ダイバー
「さあ、お乱れ、最後の夜だろ?」ありのままに踊り狂ってゆく
"Dance, dance anyway, it'll work," she says
10.Bedtown
昔なりたかった自分には多分なれやしないだろう
11.Kimochi
生まれ育った環境、歴史、思想すべてブチこんで
表すことができればいい
12.夏の恋人
大人になんてなりたくないなぁ
いつまでも子供でいたいけどねぇ、だめなんでしょう?
13.生活
生活はできそう それはまだ
計画を立てよう それも無駄
14.観覧車に乗る君が夜景に照らされているうちは
観覧車に乗る君が夜景に照らされているうちは
君の目、君の手、君の胸、君の背、僕だけのものになってたはずさ
The Mirraz - 観覧車に乗る君が夜景に照らされてるうちは (Official Music Video)
15.朝、目が覚めたら
朝、目が覚めたらかわいい君が隣にいてただ寝顔がキレイで僕は思わず笑うんだ
起こさぬように静かにベッドを抜け出て濃いめのコーヒーを入れ
The Mirraz - 朝、目が覚めたら (Official Music Video)
16.おやすみ
こんな時間に起きてちゃほらまた泣くでしょう?
今日はもう、おやすみ
17.99.974℃
二人で苦しくなっちゃって空調も乱れきって助からない分かってても
少しでも多く記憶したい
18.疾走
会いたいなあということもはばかられる春が過ぎて
ああ、こうしていつの間にかそっとそっと思い出になっていくのかもしれない
19.夜が明けたら
夜が明けたら許されるようなそんな気がして
生きていたいと涙が出たのです
20.東京
君と上手く話せるかな まぁいいかでもすごく辛くなるんだろうな
君が素敵だった事ちょっと思い出してみようかな
21.ばらの花
僕らお互い弱虫すぎて
踏み込めないまま朝を迎える
22.ゆらゆら帝国で考え中
だいたい俺は今3歳なんだけど2歳のときにはもう分かっていたね
それは単純だけど少しの目の位置で何にでも見えるってことを
23.Folklore(※リミックスを載せています。)
最終電車の低いアナウンスがいつもより透き通って聞こえてる
このままではまたいつものようにずっと空をぼんやりと眺めるだけ
24.パンと蜜をめしあがれ
いつかはみんなおいしくなって
じっくり煮込めばさよならできるね
25.ハスキーガール
ハスキーガールこっち向いて
野暮はやめにしよう
26.ミュージック
いつだって僕らを待ってる疲れた痛みや傷だって
変わらないままの夜だって歌い続けるよ
27.アムスフィッシュ
でもいつの日か僕の心は夜を泳いで
歩き疲れた君の隣にたどり着くよ
28.ナイトフィッシングイズグッド
いつかさよなら僕は夜に帰るわ
何もかも忘れてしまう前に
29.新しい世界
ワールドワイドな旅人が今眠りから目覚めるんだぜ
悲しくなるのは仕方がないんだ
心の声をつなぐのが
これ程怖いモノだとは
31.女子たちに明日はない
写真が好きな景色たちはポーズして
思い出より美しい思い出のふりで着飾るの
32.人間ビデオ
あきらめては捨てきれぬまま
いつか願うわぼくじゃない幸せを
33.ゴッホ
死ぬために生きてるんだとか必ず終わりがくるだとか
なにがなんだってなんなのだぜんぶ手に入れるだけだ!
34.スーパー、スーパーサッド
きみの言うことでわからないことは
なにひとつなかったよ
35.メロディ
明かりをつけて眠る癖がいまだに治んないまま
ねえ死んだらどうなるの死んだらどうなるの
秋飛ばし、
これはお盆のころの話。
夜の街を歩いていたらいつまでもいつまでも子猫がついてきて、もし猫を飼うとしたらこういう時だろうと旅先で思った。やがて横断歩道に着いてその子は渡れずに引き返していった。わたしがこの街に住んでいたら今頃はあの子を膝に抱えていたのだろうし、あるいはあの交差点を越えてまで着いてきたなら明日の朝帰ることを選んでいたのかもしれない。猫っていうのはマクガフィンかもしれない。猫でなければあるいは雨だったり、あるいはコインを投げてみてもいい。今のわたしなら両方表のコインを投げたい、持ってるコインは裏の気もする。いつかそうやってコインに委ねることをやめて、運命なんてクソ食らえだって笑いながらわたしが選んだ道を誇れたらいいと思う。
翌朝同じ道を歩くともうそこに猫はいなく、キャリーケースを引きずる音と走り去る電車の音、町を満たす暗騒音のなか駅へと歩いた。始まることもなく終わることもない。そういう不甲斐なさと向き合いながら、賽の目も見ずに猫と暮らす日に思いをはせていた。
でも猫っていいですね。あの夜に猫がついてきたことをしばらくは忘れられないままだし、これからも忘れる事はないと思う。
猫っていいですね。なにかが始まるような気がした。
これは夏が終わる前の話。
今年も九十九里浜にいって海遊び、をした。真夏のピークが去った海はすこし冷たくてそれでも楽しい。吹き荒む風の強さは濡れた体をすぐに乾かすからすこし身体が冷えすぎる。五感、だ。
その事を思い出しながら部屋で文章を綴る、どうも部屋で丸くなっていると昼か夜かも分からなくなる。いつでも映画が見たいからと買った遮光カーテンのおかげで部屋は暗く、それが自分の身体なのか、それとも自分が包まっている布団なのかも、抱きしめている身体なのかも分からない。
今日は独りで寝る。彼女がいない夜はすこしだけ寂しい。
真っ赤な嘘で頬を強く叩かれても覚める事のない夢を見ていた。
これも夏が終わる前の話。
真夏のピークが去ったときに花火大会に行ったわけでも会いたい人がいたわけでもないけど帰りの電車から眺める花火があまりにも悠然としていてどこか現実離れしていて自分のほほっぺたを確りとつねった。
ずっと友達でいれたらいいな、と思う人がいるけれどそういえば「友達のようにキスをする」ってどうすればいいのだろう?
ここにレンズで出来たびいどろ玉はないから、なおさら。
秋口です。
仕事終わりにいつもの道を駆け抜け、待ち合わせしたあの場所に車を停め、初めて会ったときのように旅先へと車を走らせる。
そして今わたしは温泉街でこの日記を書いている。数年ぶりの日記だけれど、多分次の日記も同じことを書いていると思う。
日々の小さな出来事なんて覚えていられないから、毎日きちんと綴らなきゃなと毎回言うのだけれど日記をつけられた事がない。
だからその事は置いておいてきょうのことを、と思う。
久しぶりに来た別荘は相変わらず埃っぽく、アレルギーの私はすぐに花粉症の如く。落ち着くころには帰らなきゃならないのがすこしだけ恨めしい。
ほんの少しの酒で酔った彼女は今隣の部屋で寝ている。期待したよりずっと静か、というのは親の心情の曲だったか。誰かがそばで寝ている夜は東京事変の夢のあとを思い浮かべる。
これも秋です。
新宿のバス乗り場は誰かを迎えたり誰かを送ったりする場所だった。当時はバスタなんてなくって、ビルの隙間からのそりのそりと大きなバスが誰かを乗せて去っていった。
いまわたしはバスタにいる。あのころとちっとも変わらないピンク色のバスでこれから北陸へ向かう、友人に会うために。
ほどなくして着いたバスに乗り込む。
隣には今つきあっている恋人さんが座っている。こんな日が来るとは思わなかった、だいたいは見送るか、迎えるか。
誰かと一緒に押しかけて過ごすというのは不思議で仕方がない。
どうか楽しい旅になりますように。ほどなくしてわたしは眠った。
これは今日です。
職場から駅へ向かう道、川のほとり。
街路樹はピンク色のイルミネーションで飾られて冬を、というよりクリスマスシーズンの到来を報せている。
わたしはといえば仕事を終えて今日はなにをたべようかと迷っている。もうすっかり寒くなった気温についていけず、喉は荒れ鼻は詰まり気持ちもなんだか沈んでいる。
だからすこし嬉しいことを思い出そうとして結局三日坊主になった日記と、それから下書きのままのこの場所を掘り起こして清書を試みる。
猫の話、海の話。花火の話、温泉の話。それと、富山紀行。
この中でいちばん思い入れがあるのはもしかしたら猫なのかもしれない。猫は偉大だ。おずおずと近付いて、小さく鳴いた。それがなんだか嬉しくって、寂しくって。そうそう、さいきん電脳コイルというアニメを見た。子供の頃に見ていたアニメで、あの頃分からなかった話が今ならとてもよく分かる。とにかく見て欲しいのであらすじには触れないけれど、アニメの中で子犬に初めて触れるシーンをみて、ふと夏の猫を思い出した。あの頃は夏だったけれど今は冬、寒くないといいな、そう願ってる。
話は戻りますけれど今日のごはんはおうどんに決まりました。みなさま、よい夜を。
隠芽、因果。
ねむの木に手が届くまで走り書きです。推敲も酔狂もない。
起。
ずっと前にいただいた種に水をあげていた。どんな芽が、どんな葉が、どんな花を、どんな実を、いつかの姿に思いをはせながらすごしていたのですけれど今年はよく芽が出る。今まで積み重ねてきた数年はどうだった、あのやり取りはどうだった、あの日の思い出はどうだった。どれも意味のあるものだったはず。それからの今年というものはまったく落ち着きというものがなく、喜怒哀楽が日々入り乱れるようなことばかり続いている。厄年、というのは迷信なのでしょう。けれど梅雨が終われば今度は台風と恵みの雨も少々気が荒い。四季にあふれている、思うことは数多くあれどどれも言葉にはならない。
承。
この人とはずっと友達としてすごせるだろうと思っていた人がいた。さよならくらい告げておけばよかっただろうか、いまさらになってそんなことを思ったりする。もう会うつもりもないだなんて言えずに、ただ何を喋っても伝わりそうにないから勝手に誤解していてほしいと噤んだのはよくなかったのかもしれない。黙ったまま見送った6月の改札を忘れることはなさそうだ。(意外とすぐに忘れてしまうのかもしれない、忘れてゆけるだろう、どれも本気で思っていて、どれも等しく信じてはいない。)
転。
映画を見に行った。ティーンの出てくる映画はいずれ来る大人を悲劇としか扱わない。大人になることは死ぬことだ、だなんていうけれど僕らはもう大人で、死んだことにされるのが心底たまらない。そしてそのメッセージをこめるのも、描くのもまた大人なんだ。なんだってそんなことばっかり言うんだ、大人や社会やいろんなものを死と呼んだあの頃の僕らに今殺されようとしていて、それに対して何も分かってないのは君たちなんだとやり合っている。死んでなんかいないし死んだことにしないでくれ、同じ姿のままだというのになぜ、それだけの話なのかもしれない。
結。
最終電車を逃した夜、始発電車を待つカラオケルーム。女王蜂の始発を歌っていた。けれどよくできた出来事があるわけでもない僕らには劇的な別れが来るわけでもなく運命に引き裂かれたりだとかすることもなく、一眠りしたらワイシャツとスラックスに着替えて働いている。






