誰かがいった。

そうじゃなくて私が言った日常の何か。

街角に指名手配。

私は時々、大罪人になってしまおうかと考えあぐねることがある。

交差点、電車の中、コンビニエンスストア、ショッピングモール。

その中での平和を、うんと壊して清々しく笑って逃げたいと思う。

どの場所にも秩序と調和、日常がとめどなく流れ人々は疑わない。

その中にいて。

 

「突然踊りだしてみたい。」

「突然歌い出してみたい。」

「突然空に会話してみたい。」

「脈絡もなく身体を変に動かしてみたい。」

 

どんな奇異な視線を向けられるだろう。

日常の中に、平穏の中に突然現れるそれはもはや暴力で、多分苛立ちと少しの恐怖でその非日常を意識の外に追いだそうとするに違いない。

 

でもどうしようもなく衝動にかられてやってみたくなる。

 

日常にどうやったら非日常を持ち込めるだろうか。