誰かがいった。

そうじゃなくて私が言った日常の何か。

生は黒、死は白。

喪に服すことをする私達は全身に黒を纏い、死の色を黒と思い込ませる。
亡くなったあの方は彩りを添える花に囲まれ、白い服はなおいっそう華やかになっていた。

いつからか、死は黒く冷たいことだと思うようになっていた。
音のない場所、見渡せば黒と花、さまざまな哀しさを見せる顔、顔。

生きてる人が纏うのは黒で、だから棺から世界を眺めたら黒は生の象徴で。
不思議だ。

生きること、死ぬことを軽々しく話題にしすぎるきらいがある。
身体がどうにも置いていかれて、概念だけを先に走らせる。

それを一つに取り戻せるのが死なのではないか、と答えが永遠にわからないことを考えたりもする。

ううん、話が膨らんで逸れてしまいそう。

べつにいいや。

黄色い蛇に咬まれたい。

最後に彼は星へ帰れたのでしょうか。