読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

誰かがいった。

そうじゃなくて私が言った日常の何か。

救世主は私を見ない。

誰かに手を伸ばせると思っていたし、その誰かが手を掴んでくれることを信じていた。
庶民派のマリーアントワネットだったのかもしれない。(パンとブリオッシュの話ではなく。)

知らなかった。

私は誰も救えないのに、同時に私に救われてくれる人もいて、それはなんら矛盾せずにそこにあった。偶然そうだっただけと中々気付けずに来てしまった。

具体的に言えば誰かを救おうとして必死になって空回りした。
空回りして、それでも手を伸ばして、跳ね除けられる経験をしてる内に自分が救われようとしてた時のことを思い出した。

私を救いたがった人もいたのだと思う。
でもそれはあまり見えなくて、私の方なんて見てもいないような人の何気ない一言が私を揺さぶったりした。
思いがけない。そんなものが、唐突にそこに在るという経験。
その繰り返しだったんだろう、それがなぜか救いになったりしていた。

救いは偶然にあるし、救われる時は救われてしまうし、いよいよその経験で勝手に救われるということをなんとなく分かったのだった。





救おうとする人から離れてもいいと思います。
救われる時は偶然だから。

もうできるだけ救おうとしないようにします。
だけど勝手に救われてください。