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誰かがいった。

そうじゃなくて私が言った日常の何か。

願うこと。

少女漫画なのかもしれない。
いまさらなのだろうけれど読んでみた。

ハチミツとクローバー (1) (クイーンズコミックス―ヤングユー)



最後の話を読んで、私は所構わず泣いてしまった。

この作品には好きな台詞が多くあるし、人間関係がとても丁寧で大好きだし、でもそれ以上に思ったのは、このまま続いていって欲しい「時」というのがあって、その表現がとても心に迫った。
それと、お互いが自分自身のために、自分のやりたいこと、できることのために生きないと一緒に過ごせることはない、みたいな話に、そこに滲み出るその人そのものに、ただ泣いていた。


作品をぶつけ合うことがお互いへの感情表現だった。
青臭くて不器用な本音もあった。
四つ葉のクローバーの挟まったあのサンドイッチは最大限の感情表現だったと思う。

多分それはもう多くの人が語ってると思うし、その上であえてどれかを取り上げるなら、やっぱり私は最後のサンドイッチを挙げるだろうね。

それと、この物語を悲劇と読む向きもあるみたいだけれど、そうは思わないな。
誰しもと言いきれるかは分からないけれどああやって過ごす青春を今追いかけている私には、美化されているけれど、なんとなく共感してしまう現実感があって。
よかったです。とても、よかった。

願うこと。

私が私でいて、あなたがあなたでいてほしい。