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誰かがいった。

そうじゃなくて私が言った日常の何か。

羊と桜。

二度寝、三度寝、そんなことを繰り返している間に気付けばもう日が傾きかけていた。怠惰な休日なのだけれど、寝ている間にひどく悲しくなる夢を見た。

その夢の季節は桜が咲いていて、満開から少し過ぎたばかりで、散りそうになっていることに少し焦っていたらしい。ある地元のお寺の中を歩いていて、私は泣いていたのだ。その理由も夢の中で絞り出すように言っていた気がするのだけれど、忘れてしまった。
けれどその場所のその時期でしか泣けない、と思っていたことは記憶にしっかり残っていて。

夢に過ぎないのに、起きて思い出したらとても苦しかった。泣いた理由が思い出せれば良かったなとは思うけれど夢に望んでも仕方のないことだな、とは分かっているの。


でもなんとなく、なんとなくだけれど分かる気がしたんだ。

なぜその時期だったのかも、なぜその場所だったのかも。


今年の桜は、私を癒してくれるのだろうか。