誰かがいった。

そうじゃなくて私が言った日常の何か。

戯けた時間。

深夜というものはどうして、その中に踏み込んだ人をどこまでも尖らせてゆく。

時にそれは悲しくさせたり、時にそれはどこまでも愉快だったりする。
すごくセンチメンタルな詩を書き残してしまったり、なんとなしに最高の絵が描けた気になったりする。


どちらに振れるにせよ、翌日に起きて眺めればそれは一人酒で片付けずに寝た食卓のような、頭を抱えてしまうものばかりだったりするのだけれど。

でも運がいいのか悪いのか、今はSNSがあって、それがいつでもアクセスできて、これが困ったことにその揺れをいくらでも膨らませてくれるのだ。


私の尊敬してる母はそれを知っていた。


「ねえ、深夜に手紙とか書きたくならない?でもね、深夜に書き散らしても翌日に起きて出すために読み返すと恥ずかしいことばかり書いてあって反省するのよ。それで今ってインターネットとかあるでしょう?深夜に変なこと書いてない?」



そう言われ、苦笑いしたんですよね。

母よ、あなたに敵うことは出来そうにないわ。

そういえば好きなバンドも朝を待ちなって歌ってたし、そんなものなんだろうねとも思う。

それでも。

ちょっぴり深夜の騒ぎが好きなのでした。