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誰かがいった。

そうじゃなくて私が言った日常の何か。

レコードに針を落とせ。

こんばんは。部屋のお片付けと情緒の話をします。昔仕舞っていた数々のレシートと切符が出てきて、いろいろな思い出がそこにあったことを眺めて嬉しくなったり恥ずかしくなったり楽しくなったり悲しくなったんです。でも半分も思い出せなかったことがさびし…

夜半、空に輝点。

笑えるほど長く、泣きたいほどに短い一年が終わった。うん。新年だ。旧くなった一年も、新しくなったこれからも、なにか長々と言いたかったけれど、やめた。そのかわりいまをすこしだけ話すことにした。この新年は友人の実家に遊びに行って慌ただしく始まっ…

おはよう。

日記です。柔らかく朝日が差し込み、青い鳥はまるで祝福のようにさえずる。誰が言ったか分からない暴言も、部屋の片隅で願う小さな幸福も、等しく濁流のように消えてゆく。おげんきですか?おかわりないですか?おひさしぶりです。 夏の嵐、この軽い身体がど…

灰色の女

煙草に火を。大切な花を凍らせて造花にしてもその香りはもうない。道端に咲くつつじを最後に吸ったのはいつだっけ。あの頃咥えていた駄菓子の代わりに、あの頃飲んでいたラムネの代わりに。未来を信じてると合唱していたのに、いつの間にか忘れられないのは…

散文と言い訳と雪と桜。

半年もなにもかけないままでした、あおです。べつに書く内容はいくらでもあったかもしれない、し、ほんとうになにもなかったのかもしれない。うん、くるしかったかも。そういえば冬がすきなのだけれどどうにかその理由を春になる前に聞いてほしい。わたしは…

街角に指名手配。

私は時々、大罪人になってしまおうかと考えあぐねることがある。 交差点、電車の中、コンビニエンスストア、ショッピングモール。 その中での平和を、うんと壊して清々しく笑って逃げたいと思う。 どの場所にも秩序と調和、日常がとめどなく流れ人々は疑わな…

決意をした。

成れないと憧れながら諦めていること、多くあったと思う。一つ一つについて言うわけではない。どんな決意かは言わない。決意をした。

相互不理解のまま生きてゆく。

小学生のころ読んだお話をもう一度、マンガ版ではあるのだけれど読み直す機会があった。 当時、おおきなポケットとか読みながら触れたこの作品。 懐かしさとともに、あの頃と全く違う世界が見えていた。 「あらしのよるに」 お互いが不理解や、別の生き物で…

生は黒、死は白。

喪に服すことをする私達は全身に黒を纏い、死の色を黒と思い込ませる。亡くなったあの方は彩りを添える花に囲まれ、白い服はなおいっそう華やかになっていた。いつからか、死は黒く冷たいことだと思うようになっていた。音のない場所、見渡せば黒と花、さま…

海も空も青々としている。

街路樹は若い青を堂々と魅せつけるし、触れるものはみんな青々としてその姿を景色に溶け込ませている。どれも同じ青という言葉で語っているけれど、その青だけで景色を埋め尽くしていて、なのにコントラストが綺麗なのだった。日記終わり。さてどれだけ言葉…

私の中で死にゆくあなたを誰も止められなかった。

好きな人に会うときに雨が降るに違いないと言えていたのに、そのうち会うときに雨が降らなかったらどうしよう、という恐れを抱くようになり、雨が降らなかったことになにも思わなくなったらどうしよう、と。最後に忘れるのか、どうか。私がいつかいなくなっ…

大きな忘れ物。

さいきん生まれてはじめてボルダリングをやってみた。身体を伸ばし、つかむ。脚を動かす。登る。何度も繰り返し落ちるうちに、手が伸びること、脚が伸びることに気付く。そして手が届くようになる、足が届くようになる。私は気付く、身体を失っていた。私の…

小さな部屋に木漏れ日。

微睡んだ昼過ぎ、庭から射し込む光は暖かく、ゆらゆらと身体を溶かしている部屋は柔らかい空気と、静けさが支配している。好きな人と自分がそこにいる。ありふれた光景かもしれない。そんなものを望んでしまうんだなあ、と自分の願いを言葉にすることが怖か…

なにが誰なんだ。

その人をその人たらしめるものとは。なんだろうね、ある物語を思い出したんです。脳の一部を取り替えたらロボットになってしまった青年。彼は人が人に見えなくなって、ロボットに優しさを、暖かさを見いだしていた。何がその人を。誰かがわたしと同じ名前を…

淡桃去って緑。

場違いの雪と桜に写真機。散って春、茂って春。さて数日前。春の桜、なぜか雪化粧をして佇んでいたと聞きます。淡いあの色彩に重ねた無彩色が見せてくれた端麗な姿を私自身は見ることが出来ないでいましたけれど、切り取られたそれを見る機会には恵まれてい…

子供の時間

She said.「大人になったら、真っ赤なりんごをウサギにすることも金木犀の香りに気づくことも、イチョウの葉と踊る事も、四つ葉のクローバー探しも、夏空の入道雲の形が面白いことの発見も、キラキラおひさまにあいさつしたあとの目の裏のおひさまも、忘れて…

夢を喰う人

今朝濃密な夢を見た、いや、多分濃密な夢なんてものはよく見てるのかもしれない。だけれど夢の多くは泡沫のように起きたら消えてゆき、気付けばただ寝ていたことだけが残る。人の夢と書いて儚いと読む。それは紛れもない事実でしょう、こうやって身体はその…

流行りものに乗ってしまうこと。

エイプリルフールです。なにかこういう日に託つけて、意味もなく騒ぎたくなる人なので、とかく祭りとあらばじっとできない。毎年、今年はこうしたかったな、来年やろうといっては忘れ、と毎年繰り返すのだ、いつだって。その日が特別だから思い出せるし、楽…

境界線に触れて識るあなたの輪郭。

実は自分から人に触れられない病を抱えて生きている。その病はどんな関係性を相手にしても表れてしまうしキスはおろか肩に触れることすら戸惑う。握手やハグ以上はどうしても気を遣ってしまうし、触れていいか聞くだけでも戸惑ってしまうのであった。昔は経…

北に行った。

想いを寄せてる人に会うために、雪国に訪れた。都会では桜が咲いていたのに、山を越えてつく頃には吹雪いていて、その差に驚いていた。帰り際に聞いた話では梅がやっと満開らしい。寒い場所です。サラサラと気持ちのいい寒さは春の陽気に浮かれた私を引き締…

シェアごはん。

私は実家暮らしだけれど、よく食事を作る。自分のためにご飯を作ることもあるし、誰かのためにご飯を作ることも多くある。その時間がとても好きになった。私がご飯を作る、みんなが待つ、湯気立つ。リズミカルな包丁、はじける油、焼ける音。出来上がったご…

報われようぜ。

報われようぜって叫びたいのよ、いろいろあったりするし、悲しかったり嬉しかったりいろいろあるけれど、報われてもいいんじゃないかなって。訳もわからないまま最初の一年みたいなものを通りすぎて、最後にこの曲が残って、報われようぜって歌ってる。いろ…

狭い箱に閉じ込めて。

丸より四角が好きだし、とにかく理路整然とした、硬く、静か、動きのない、明確、鮮明、境界、構造的、そんな私が愛するものについて繰り返し確認してる。ここ最近、意図的にそこから抜け出そうとしてみた。いままで好んでなかったものに触れ、知ろうとする…

語らずにいること。

いつも語りすぎる。 語れば、言葉にならなかったものはこぼれ、なかったことにすらなってしまう。 語らずにいればそれは等しく自分の中にいて、どれも失わないですむ。 なのに性分からひたすら語ってしまって、こんな場所にまで自由帳を広げたがる。 それは…

風切り羽とロマンス

愛だとか恋だとかが大っ嫌いで、そして大好きである。 恋愛感情は往々にしてその関係を狭めて、限りあるものにして、時として切り裂いてしまう。 そうせざるをえないほどの感情を自身も持っていて、つい誰かを縛ろうとしたり、自身を狭めてしまったりを繰り…

箱根と温泉と。

久しぶりに家族が揃った。箱根にみんなで日帰り旅行して、飲んで、食べて、温泉に入って。とても楽しかった。その道すがら、面白い言葉に出会った。「逢魔刻」おおまがとき、と読むらしい。黄昏、ゆうまづめ、日の入り近くにはいろいろな表現があるんだな。…

20と1回

今年も誕生日というものが来た。21歳になれてしまったことに驚いている。まだ生きているし、身体も自由が利く。死の匂いみたいなものはなくなったし、やつれた顔でも笑って過ごせている。思ったより尖った毎日だし、日常に溶け込んだ凶器は人の心の鞘に守ら…

雑記を推敲もせずに置いときました。

声が聞こえてしまう事って自分が思ってるよりも悲劇なのかもしれない。 教室でいつもわいわいがやがややってる人、そこまで騒がしくなくともいつも同じメンバーで小さな居場所を作ってる人、そして端っこで体育すわりをする人。今までそんな教室に漂う声をお…

一人への希求。

誰かと一緒に居なければならないというような空気、一人でいることはよくないというもの、そんな規範と、その裏返しの一人こそがよいというアンチテーゼ、どちらも私は好きじゃない。そして、なによりそういう人の言う「孤独」が一番理解できないものなのだ…

救世主は私を見ない。

誰かに手を伸ばせると思っていたし、その誰かが手を掴んでくれることを信じていた。庶民派のマリーアントワネットだったのかもしれない。(パンとブリオッシュの話ではなく。)知らなかった。私は誰も救えないのに、同時に私に救われてくれる人もいて、それ…

願うこと。

少女漫画なのかもしれない。いまさらなのだろうけれど読んでみた。 最後の話を読んで、私は所構わず泣いてしまった。この作品には好きな台詞が多くあるし、人間関係がとても丁寧で大好きだし、でもそれ以上に思ったのは、このまま続いていって欲しい「時」と…

大人の住処。

夜にしか生きることができなくなってるのかもしれない。地元に鳴り響く寺の鐘で夕方と知り、急いで家に帰る。あの頃の私にとって暮れ行く空はその日の終わりを意味してた、ように覚えてる。それはありふれた日常だった。そんな日常からは遠く、今。夜が当た…

在る朝日。

旅をしていた時の話。私はある人に会った。名前も、仕事も、何も知らないその場限りの出会い。その出会いは偶然が生んだもので、再現なんて出来ないもの、けれどとても大切に思っている。彼はこんな話を初対面の私に続けてくれた。「みんな何かをするたびに…

明日を知らない。

「今日に続く過去が変わらないこと、同じようにやがて過去になる未来は不変だろう。」未来観というものはずっとそうで笑っても泣いてもくる未来に無力なのかもしれないと思う。どう足掻いてももしかしたら全て決まっていたりするんだろう、昨日生きていた人…

あの日の君にさよなら。

女子たちに明日はない。チャットモンチーですね。別に歌詞とは関係がないのだけれど。どちらかというと閃光少女。今日の今しか生きられない。人はたぶん同じ人に一度きりしか会えないと最近思う。一日ではそんなに大きな変化はなくとも、一ヶ月すればその身…

理想しか言いたくない。

私は現実主義者だ。いきなり何を言いだすかと思えばあまりにも矛盾したようなことを書き始めましたね。別にこれは現実逃避でもないんです。これからそんな話をしましょう。エクスキューズ。弁解であり、普段の発言にあるメタメッセージの言語化で、そしてそ…

無駄なことがあったろうか。

生活に色を残せ。紹介したい音楽は数え切れないし、一つ選べと言われても困るし、別に一番好きな曲を貼ったわけじゃない。(大好きな曲ですけれど)でも今日は音楽の話じゃないんですよ。エモーショナルな話をしよう。生きるために必要なものってなんだ、と…

鏡写しの会話。

誰かと喋っていて、正しく人と会話できているのだろうか、と不安になることがある。正しい会話、というものがそもそもとても怪しいものではあるのだけれど。誰かと会話するってことはここに私がいて、あなたがいて、私はあなたに喋って、あなたは私に喋るこ…

恩師の話。

私がまだ学生で、世界の全てはこの手の中にあったと驕り高ぶっていたころのお話をしましょう。当時、私は美術系の学校にいて、学生をしていた。まだ17か、その辺りだった。当時の学科長と話していて、なぜそんな話になったのかは思い出せない。ざっくばらん…

今日のこと。

都会に雪が降った。それはすぐに雨に変わってしまったけれど、たしかに雪は降っていた。たぶん多くの人が雪が降ったことについて呟いたり話したりしてるんだと思う。そして私も。雪だと騒いで、北国の人に生温かい目で見られるのだろう。はしゃぐなよー、と…

真冬の怪物。

その獣、4つのあしを持ち、身体全てを口とし、夜な夜な通り過ぎる人を誘い込み、咥え、そして離さなかったという。民はその怪物を畏れていたがあるものがついにその怪物を倒し、村の中心にその怪物を象った偶像を飾り、墓と祭壇とした。やがてその祭壇は怪…

真冬のピークが去った。

クリスマスだとか正月だとか、少し浮かれた年末が過ぎ、成人式なんかも通り過ぎていったらしい。そうカレンダーが示してた。それでもいまだに街は冬から抜け出さないままで続いていた。そういえば引っ越してからは夕方の鐘を聴かない。なんとなしに、去年と…

人と人ってなんだろうね。

Twitterでポリアモリーについてボソッと呟いたら「理解できない」って言われた。だからすこし言葉を尽くそうとしてみたら遊び人と片付けられた、ことについて、すこし寂しくなってしまった。人の好意って恋愛感情しかないような貧しいものだっけ、とか考えて…

羊と桜。

二度寝、三度寝、そんなことを繰り返している間に気付けばもう日が傾きかけていた。怠惰な休日なのだけれど、寝ている間にひどく悲しくなる夢を見た。その夢の季節は桜が咲いていて、満開から少し過ぎたばかりで、散りそうになっていることに少し焦っていた…

ミラールーム。

いろいろな話をしたり、いろいろな人と話していて、最近ふと感じることがある。それは言葉の端々から零れ落ちるような、主観であったり、他者についてなのだけれど。たとえばそれは誰がが言ったことを聞いて、返すための言葉を濁し、溢れさせまいとする、そ…

戯けた時間。

深夜というものはどうして、その中に踏み込んだ人をどこまでも尖らせてゆく。時にそれは悲しくさせたり、時にそれはどこまでも愉快だったりする。すごくセンチメンタルな詩を書き残してしまったり、なんとなしに最高の絵が描けた気になったりする。どちらに…

雨の雑記。

朝、家を出ようとして降りしきる小雨に気付いた。今日は雨らしい。そういえば私が出掛ける時はよく雨が降る。久しぶりに訪れた京都も雨だったし、初ライブも雨だったし、初詣も雨だった。そのせいか、雨が降るたびにいろいろなことを思い出したりする。たと…

ある海辺。

私が引っ越す前、よく行ってた海辺に行きたくなった。コンクリートで固められた岸、眼前には道路、どこを切り取っても都会の人工物は映るけれどそれでも物言わぬ海はいつでも受け入れてくれた。そこに行く時はいつも夜で、街の灯りよりはるかに暗くて、落ち…

群像劇。

色彩のなくなった雑踏を歩いて、冬の寒さに曝されながら身体の輪郭をなぞる。どこまでが自身かを明確にさせられる季節だからか、どうしても他人に触れて曖昧にしたくなる。でも、そうやって一方的な思いで人に触るのが怖くて、誰にも触れられないままでいた…

閑話休題。

私はよく遊ぶ幼馴染がいて、彼に「人に対して真面目過ぎるし、優しいけれど、不器用な優しさだな。」というようなことを言われた。そうね、と思う。だから体力がもたなかったりするのだろうね、だから。適度に力を抜いていたいかな。それでなんでこうやって…